油絵で基本図形を描くメイキング動画をつくりました！
シンプルな基本図形を描くことは、リアルな絵を描くいい練習になります。
なぜなら、絵を描くときは、対象をまず単純化して捉えるからです。なるべく大きな形、大きな塊です。そして、よくある基本図形に置き換えます。
そうすることで、格段に認識や処理がしやすくなる訳です。どんなに複雑に見える絵でも、必ず設計段階では単純化されています。
なので、基本図形をリアルに描ければ、様々な場面で応用がききますよ。
基本図形はまさに絵を描く基本になります。
陰影のつき方や、トーンの変化など、これをしっかり抑えていれば、様々な絵を描く際に、役に立つと思います。
また、僕は油絵ですがデジタルなどでも基本は同じです。
球体は日常のあらゆる場面で目にします。
球体をリアルに描ければ、表現の幅もグッと広がるでしょう。
描くコツとしては、輪郭ではなく明暗の階調で形を捉えることです。
また、反射光やオクルージョンシャドウもポイントです。
立方体は主に人工物を描く際に役立ちます。
描くコツは、面ごとの明るさの違いをよく捉えることです。
また、反射光やオクルージョンシャドウもポイントです。
円柱も様々な場面で見られます。
描くコツは、丸みによる回りこみを意識することです。明暗の階調の変化をよく捉えましょう。
円錐も様々な場面で見られます。
描くコツは、まず光源の位置がどこか把握すること、明暗のつき方をよく把握することです。
基本図形を本物らしく描くのは、以外と難しいものです。
ですが、リアルな絵を描くのに、非常にいい練習になります。
様々なモチーフで応用が効くので、とても役立ちますよ。