大手プロバイダの公式サイトですら、プロバイダが何なのかうまく説明が出来ていません。
回線事業者とプロバイダの違いは一体何か?
光コラボレーションによる事業者の増加とは?
プロバイダを選ぶ際のポイントは?
などなど、ポイントを抑えながら、わかりやすく解説していきます。
この記事を読めば、プロバイダや回線事業者がどういうものか、しっかりと把握出来ます。
プロバイダをちゃんと理解するには、回線事業者との違いを把握することが重要です。
回線事業者とプロバイダは何が違うの?
どちらもインターネットの会社じゃないの?
と思われる方も多いでしょう。
両者の違いをわかりやすく解説します。
それにより、プロバイダや回線事業者がどういうものか、よく分かると思います。
回線事業者は、その名の通り、回線設備を提供している事業者です。
光ファイバーケーブルなどによる、実際の回線網を提供しています。
基地局や張り巡らせた光ファイバーケーブルなど、現実の物理的なインフラ設備を有しています。
NTTのフレッツ、KDDIのauひかりなどが代表です。
交通に例えると、線路や道路です。
そこを利用する人のための、基盤でありインフラですね。
ちなみに、WiMAXのUQなどはモバイル回線事業者です。
プロバイダとは、インターネットサービスプロバイダのことです。ISP(Internet Service Provider)とも言います。
回線をインターネットと繋げる役割を担う、接続事業者のことです。
プロバイダは、実際の回線設備は持ちません。
張り巡らされたインターネット回線網への、アクセス手段を提供しています。
インターネット接続を希望する、個人や団体に対して接続サービスを提供するのです。
要は、IPアドレスの払い出しです。
IPアドレスとは、インターネットに接続するために、コンピュータごとに割り振られる番号のことです。
インターネットに接続するには、このIPアドレスを取得する必要があります。
つまりプロバイダとは、IPアドレスを払い出すサービスのこと、
とも言えますね。
プロバイダはOCNやBIGLOBEなどが代表です。
交通に例えるなら、電車やバスです。
張り巡らされた交通網の上を、実際に走るための手段です。
2015年2月から、光コラボレーションが始まりました。
NTT東西による、事業者への光回線サービスの卸売です。これにより、一層と光回線サービスの数は増えていきました。
通信設備を持たない事業者がネットワークを借り、自社ブランドでサービスを提供できるようになったのです。
要は「フレッツ回線を使って商売していいよ」ってことです。
面倒さが軽くなった一方、新規参入の事業者が増え、サービスの数がとても多くなっています。
消費者の利便性そっちのけで、サービスの数が増え過ぎている状況です。
消費者は選ぶだけでも一苦労です。
競争は激化しており、さながら戦国時代です。
NTTの公式サイトを確認すると、とても多くの事業者が光コラボに登録しています。
昔からプロバイダは数が多くて、選ぶのが大変でした。それが光コラボでさらに増えて、最早カオス状態ですね。
インターネット接続サービスの数は、光コラボの影響もあり、すごいたくさん種類があります。
どれを選べばいいか、調べるだけでも大変です。
僕がネットサービスを選ぶ際のポイントとしてあげるならば、
といった点になります。
これを満たしていれば、優秀で誠実なインターネットサービスだと言えます。
まず、解約金をいまだに設けているサービスは論外です。
そして月々の料金も、なるべく安いに越したことはありません。
さらに光回線であれば、最新の通信方式を用いている方がいいです。
おすすめサービスを、詳しくまとめた記事が下記になります。
よければ参考にしてください。
回線事業者とプロバイダの違いを、詳しく解説しました。
プロバイダが何か、よく理解できたのではと思います。
これからも、より一層とインターネットの重要性は高まっていくでしょう。
新しい技術が、どんどんと開発されていくでしょう。
ネットに関する基礎知識は、覚えておいて損はないでしょう。