油絵を描くなら、まず油絵の具を買わないと始まりません。
しかし、油絵のメーカーは以外とたくさんあって初めは迷ってしまうと思います。
果たしてどこを選ぶといいのでしょう?
そこで油絵の具の主なメーカーを紹介していきます!
油絵を始める際は、最初は絵の具セットで購入するのがおすすめです。
どのメーカーからも基本色のセットが販売されています。
慣れてきたら欲しい色をバラで追加していくといいでしょう。
ちなみに、よくある道具一式が入った木箱のセットはおすすめしません。
道具はそれぞれバラの単品で購入するといいです。
入門書としては『油絵Style & Process』がおすすめです。
では代表的な油絵メーカーを紹介します。
油絵自体が非常に長い歴史を持つ画材なので、メーカーも古くから経営しているところが多いです。
ヨーロッパ発祥なので欧米のメーカーも多いです。また日本メーカーもとてもいい品質を持っています。
日本メーカーだとホルベイン、マツダ、クサカベがあります。
どれが良くてどれがダメといったことはありません。
自分の気に入ったものを選ぶといいでしょう。
ホルベインは日本の総合画材メーカーです。
創立はなんと1900年(明治33年)だそうです。非常に歴史をもつ老舗と言えます。
油絵以外にも水彩やアクリル絵の具も生産しています。
油絵具のラインナップは非常に豊富です。実に多種多様な色が揃っています。
また絵の具以外に画用液も充実しています。
独自の無香性のオイルや樹脂タイプのメディウムが豊富にあり魅力的です。
使う人を選ばない万人向けと言えるでしょう。
マツダは日本の油絵を専門とした画材メーカーです。
1948年創業の長い歴史があります。
発色が良く品質のいい油絵具が揃います。画用液の種類も豊富です。
どこかレトロなデザインでいい感じの雰囲気があります。
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油絵を専門とした日本の画材メーカーがクサカベです。
1928年創業の非常に長い歴史を持ちます。
油絵具のラインナップはとても豊富で充実しています。画用液も同様に充実しています。
マツダと同じくどこかレトロなデザインがいい感じです。
ウィンザー&ニュートンは、イギリスはロンドンの画材メーカーです。
創業は1832年と物凄い歴史を誇る老舗で、世界中のアーティストが愛用しています。
科学者のウィンザーと、芸術家のニュートンにより創立されたそうです。
アートとサイエンスを融合させ、理想的な絵の具をつくってきました。
非常にユニークで面白い成り立ちです。
絵の具のラインナップはとても豊富で、またアルキド樹脂を用いたリクインという画用液のシリーズが扱いやすく人気があります。
オランダの総合画材メーカーがターレンスです。
創業は1899年と長い歴史を持ちます。正式にはロイヤル・ターレンスと言います。
これはオランダ王室から社名に「ロイヤル」を冠することを認められた信頼の証です。
3大ブランド「レンブラント」「ヴァンゴッホ」「アムステルダム」を中心に展開しています。
その中で油絵は「レンブラント」と「ヴァンゴッホ」になります。
高品質な絵の具が豊富に揃っています。
ちなみに「ヴァンゴッホ」には水彩もあります。また「アムステルダム」がアクリル絵の具です。
イタリアはミラノの総合画材メーカーがマイメリです。
1923年創業の長い歴史を持ちます。
油絵具のラインナップは非常に豊富で、世界中のアーティストが愛用しています。
長い伝統を感じさせるクラシカルな雰囲気があります。
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伝統あるフランスはパリの画材メーカーです。
創業はなんと1720年で、とてつもない歴史を持つ超老舗です。
日本が江戸時代の頃から経営している訳です。もはや文化財レベルですね。
油絵具のラインナップは非常に豊富です。価格は最も高めで、高級油絵具と言えます。
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油絵具の代表的なメーカーを紹介しました。
伝統と歴史が長年続いてきたことが分かります。
どのメーカーも高い品質を持っているので特にハズレなどはありません。
自分の気に入ったところを気軽に使ってみるといいでしょう。