ChatGPTのプロンプト実例集を紹介します。
今回は執筆・ブログ編です。
文章の表現力に優れたChatGPTは、様々な執筆活動に活用できます。
記事やブログの執筆、ストーリー作成、技術文書の作成など、様々な執筆活動に利用することができるのです。
小説家、ブロガー、ライター、記者など、様々な執筆活動において有効に利用することができます。
という訳で、執筆活動においてChatGPTを活用していきましょう。
僕自身、ChatGPTを積極的に自分の仕事に取り入れています。とても便利で何かと役に立ってくれます。
まず、プロンプトの基本を抑えておきましょう。
以下が、ChatGPTを活用するための、プロンプトの基本です。
まず基本的に、ちゃんとした日本語の文章が書ければ問題ありません。
というか、ChatGPTの場合それがすべてです。
プロンプトとかいう響きに、何か高度な知識がいるの?とか思ってしまうかもしれません。
しかし全然そんなことはありません。
そもそもChatGPTは、大規模言語モデルという、自然言語処理を専門とした人工知能です。
つまり、自然な言葉を使うことで、最もその性能を発揮するのです。
人が読みにくい文章は、ChatGPTも理解しにくい可能性が高いと言えるでしょう。
なので、明確でわかりやすい文章を組み上げることが、ChatGPTの活用におけるプロンプトの基本です。
ChatGPTを使う上で重要なのは、文章術だと言えるかもしれませんね。
それではまず、ChatGPTを用いた執筆活動の基本や注意点を押さえておきましょう。
そうすることで、より有効にChatGPTを活用していけます。
Chatはとても便利ですが、何もかもすべて任せることは不可能です。
その得意な分野と苦手な分野を、よく把握しておきましょう。
まずChatGPTだけでは、面白い文章は書けません。
なぜなら、ChatGPTは感情表現(喜怒哀楽やユーモアなど)が苦手であり、また実体験に基づいた考察などもできないからです。
なので、必ず修正や加筆を行いましょう。自分の個性やスタイルを出すためにも、自分の手で書いていくことが重要です。
あくまでChatGPTは、アシスタントでありサポート役です。ゴーストライターではありません。
執筆という創作を行うのは、あくまで自分自身です。それをしっかりと認識しましょう。
アイデアの提供や情報の補完、流れや構成の改善、文章の校正など、執筆のプロセスをサポートするのがChatGPTの役割です。
ChatGPTの得意分野で有効に利用しましょう。
執筆活動の際に、ChatGPTを有効に活用するおすすめの方法が、全体の大まかな構成をつくらせることです。
要は、目次や見出しの構成づくりになります。
本の執筆でもブログの記事作成でも、まずテーマを決めることから始まります。
そして次に行うのが、目次や見出しの構成づくりです。この作業には結構手間がかかり、わりと骨の折れる作業です。
そこで、ChatGPTが助けてくれるんですね。
どういったテーマで、どういう内容か具体的に伝えていけば、ChatGPTは適切な構成をつくり出してくれます。
目次が書ければ本は書ける、と言われるくらい、目次の構成は重要です。そこでChatGPTの能力を有効に活用しましょう。
また、あくまで参考としての利用です。必ずチェックと修正を行い、自分の形へと整えていきましょう。
僕は、ChatGPTが出力した文章を用いる際には、必ず修正・加筆をする様にしています。そのまま使うことはありません。
使える部分を取捨選択して、文章を整えるのです。
またそうすることで、ただの「AIが書いた文章」から、「AIを応用した作者オリジナルの文章」になります。
ChatGPTの生成した文章には、必ずチェックや修正・加筆をしましょう。
ChatGPTの利用には注意点もあります。
まず、その回答や生成されたテキストは、必ずしも正確であるとは限らないことです。
そのため、専門的な知識やデータなどを提供するときには、その情報の正確性を確認することが重要です。
また著作権の侵害の可能性にも注意しましょう。
それでは執筆活動における、プロンプトの実例を紹介していきます。
ポイントを抑えながら詳しく解説してあります。
また目的や用途に応じて、自分なりの工夫を常に行なっていくことも重要です。
まずはブログ記事の執筆から紹介します。
僕自身ブログの執筆では、ChatGPTをよく活用しています。
実践で応用できる具体的なプロンプトの例が以下です。
ChatGPTの始め方と基本的な使い方についてブログ記事を作成します。初心者向けの簡潔な内容です。タイトルと記事の構成をつくってください。見出しは5個以下にしてください。
ここではまず、ブログ記事の作成をする、という目的を明確にしてプロンプトを打ち込みました。
そして、ChatGPTの始め方と基本的な使い方について、という設定をしています。
さらに【初心者向けの簡潔な内容】という形で、スタイルを指定しています。
また【見出しは5個以下】という条件もつけました。これは、条件をつけないとChatGPTが大量に書きすぎるからです。文字数の抑制の一つだと言えます。
そして、【記事の構成をつくってください】という指示をしているのがポイントです。
これにより、具体的に何を求めているのか、こちらの目的が明確に伝わります。
するとChatGPTが、ブログ記事の構成を考えてくれました。
あとはチェックと修正をして、自分の書きたい構成へと整えましょう。
タイトルやキャッチコピーのアイデア出しにもChatGPTはおすすめです。
見出しの構成ができたら、続けてプロンプトを打ち込んでいきます。
見出し1の内容を書いてください。
チャプター1の内容を書いてください。
といったプロンプトを続けて打ち込めば、ChatGPTは前後のやり取りも理解するので、本文を書いてくれます。
繰り返しますが、必ずチェックや加筆・修正をしましょう。
また当然ながら、テーマに関しては自分でもちゃんと勉強して知識を持っていることが必須です。
そうしないと、そもそもChatGPTの書いた文章が正確かどうかのチェックができません。
続いては本の執筆です。
ChatGPTは優れた文章表現力があるので、本の執筆のサポートにも有効に活用できます。
僕自身は電子書籍を執筆しているのですが、ChatGPTも積極的に取り入れています。
ただし先述の通り、丸投げにすることはありません。あくまでChat GPTはサポート役です。
それでは、具体的なプロンプトの例が以下です。
生成AIの基本を解説した本を執筆します。初心者向けのわかりやすい内容です。目次の構成を考えてください。
ここでは、本の執筆をする、という目的を明確にしています。
そして【生成AIの基本を解説した本】という設定をしています。
また【初心者向けのわかりやすい内容】という形で、スタイルを指定しています。
さらに【目次の構成を考えてください】という指示を与えることがポイントです。こちらが何を求めているのかが、明確に伝わります。
するとChatGPTが、本の構成を考えてくれます。
あとはチェックと修正をして、自分の書きたい構成に整えていきましょう。
見出しや目次ができれば、あとは本文を書いていくだけです。
先ほどと同じ様に、目次のテーマに沿って、プロンプトを入力していきます。
第1章の内容を書いてください。
といったプロンプトを続けて打ち込みましょう。ChatGPTが本文の内容を書いていってくれます。
そして出来上がった文章を整えていきましょう。
また繰り返しますが、ChatGPTだけでは面白い文章にはなりません。
自分が思ったことや感じたこと、さらに実体験などを加えていくことで、面白い文章になっていきます。
そうした独自性やオリジナリティこそが、価値あるものです。
また僕の場合は、目次の構成づくり、タイトルやキャッチコピーのアイデア出し、専門用語の解説や手順の説明、資料となる表の作成などがChatGPTの主な利用法ですね。
本文では自分の手で書いた方が早い場合も多いです。
あくまでAIはサポート役です。使えると思ったときに、部分的に利用していく感じです。
そもそも執筆活動とは、自分の言いたいことや伝えたいことを、表現するためにあります。
ChatGPTでどんな文章を書くにせよ、必ず自分で書く部分が必要だと思います。
また現実的にも、人間が手を加えた方が、確実に文章のクオリティが高くなります。
執筆活動におけるChatGPTのプロンプト実例集を紹介しました。
ChatGPTは、記事やブログの執筆、ストーリー作成、技術文書の作成など、様々な執筆活動に利用することができます。
プロンプトは目次や見出しなど、全体の構成を生成させる利用法がおすすめです。
またChatGPTだけでは良い文章にはなりません。
出来上がった文章は、必ず自分の手でチェックし、修正や加筆を行いましょう。
そうすることで、独自性のあるクオリティの高い文章になっていきます。
それでは、ChatGPTを自身の執筆活動に有効に活用していきましょう。