こんにちは、アーティストでブロガーでKindle作家の日下晃です。
僕の実体験に基づく、Kindle出版ノウハウをお届けしたいと思います。
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今回は、読まれる本のタイトルのつけ方を、解説したいと思います。
やはりタイトルというのは、本にとって重要な要素です。
まず最初に読者の目に入るものであり、本の第一印象を決めるものです。
そして本のタイトルのつけ方には、おさえておくべき基本があります。
ここでは、そんな読まれるタイトルの基本を、わかりやすく解説していきます。
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まずは、タイトル決めの基本です。
基本として以下の2つが重要だと思います。
読まれる本のタイトルは、必ずこの2つのいずれか、または両方を備えています。
まず具体的でわかりやすいタイトルは、読者が本の内容をイメージしやすいです。
その本によって何が得られるのかを、読者は予測することができるのです。
そしてインパクトがあるタイトルは、つい内容が気になって読みたくなります。
読者が本を手にとる可能性が高くなります。
という訳で、本のタイトルのパターンは無数にありますが、この2つは必ず念頭に置いておきましょう。
そして内容やテーマに沿った、タイトルのパターンを考えていきましょう。
それでは、本のタイトルのつけ方の具体例を紹介していきます。
本のタイトルには様々なパターンがあります。
これが絶対正解という法則はありませんが、知っておけば読まれる確率を上げられる基本要素はあります。
ここにあげたものから参考にしてもいいし、新たな組み合わせを考えてもいいです。
メリットを伝えるタイトルは、まさに直球ストレートといった感じです。
本のタイトルの冒頭で「たった1分で人生が変わる」「一度読んだら絶対に忘れない」などとメリットを提示します。
読者のニーズに対して、率直に訴えかけます。
シンプルでいながら、とても有効なタイトルだと言えます。
キッパリと断定するタイトルも人気があります。
とてもわかりやすく、インパクトがあります。また本の中で、その根拠となる説明が展開されると予測できます。
健康系や自己啓発系のテーマの本で人気の様です。
「〜しなさい」「〜するな」など、命令形のタイトルも人気があります。
上から目線ですが、読者のニーズにマッチしている内容であれば、とても関心を引くものです。
健康系や自己啓発系、ビジネス系のテーマの本と相性が良いようです。
特に健康系ではこの付け方をしたベストセラー本は多いです。
他には「〜するな」というパターンもあります。
「なぜ〜か?」という疑問形のタイトルも鉄板と言えます。
疑問形のタイトルは、読者の関心を引きつけ、さらに考えを促す効果があります。
読者はタイトルの問いに対して自分なりの推測をして、その答え合わせのため、つい本を手に取ってしまいます。
初心者はじめ、誰にとってもわかりやすいことを示したタイトルも人気です。
「よくわかる〜」「〜入門」「〜の教科書」「サルでもわかる〜」などです。
参考書関連において、不動のスタイルだと言えます。
最上級である言葉を使ったタイトルも人気があります。
「最強の〜」「最高の〜」「至高の〜」などです。
インパクトがあるため、読者の興味を引きやすいです。
数字を含んだタイトルは、視覚的なインパクトを与え注目を引く効果があります。
人々は文章の中に数字があると、目に留まりやすいのです。
数字とは、具体的で明確なものです。
タイトルに用いるのに、とても有効な要素だと言えるでしょう。
常識と逆を言うというタイトルは、読者の驚きや興味を引く効果が高いです。
常識を覆すというアプローチは、新鮮味があり刺激的なものとなります。
また、新たな視点からの問題提起としての効果もあり、読者に対して議論を促す効果があります。
意外な組み合わせのタイトルは、好奇心を刺激し読者の興味を引く効果があります。
一風変わった組み合わせや、対照的な要素があるタイトルは、目立ちやすいですね。
またユーモアや驚きをもたらすものです。読者の興味や関心を高めやすいものです。
短いタイトルは、インパクトがあり、また覚えやすく記憶に残りやすいです。
読者に強く印象を与えるのに適しています。
ただし、短いタイトルは情報量が少ないため、読者には内容の推測が難しいデメリットもあります。
長めのタイトルは、文章力や表現力によって印象を強める効果があります。ライトノベルでよく用いられます。
ただし、長めのタイトルを使用する際には、読者にとってわかりやすく魅力的なものであることが重要です。
長すぎるタイトルは読者の注意を散漫にさせる恐れもあります。
核心のメッセージやキーワードを明確にし、情報の過剰さや混乱を避けることが重要です。
本にとってタイトルは、とても重要な要素です。
そして、読まれるタイトルに必要なのは、具体性とインパクトです。この項目は必ず抑えましょう。
また、タイトルの型は多種多様です。自分の作品のテーマとの相性をよく考えて、適切なものを選びましょう。