コラム

人の記憶に焼き付く「アイデアの6原則」伝え方にはコツがある!

アイデアの力は強力です。アイデアには人を動かす力があります。

しかし、良いアイデアもうまく伝わらなければ、その力を発揮出来ません。

実は、アイデアをうまく伝えるにはコツがあるんです。

伝わるための原則、ルールがあります。

その秘訣である「アイデアの6原則」を紹介しーーたいと思います!

とても簡単なので、すぐに実践していけますよ。

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記憶に焼き付くアイデアの6原則

人に伝わるアイデアには、6つの原則があります。

その項目のいずれか、または複数を満たすことで、格段に人に響きます。

その原則がこちらです。

アイデアの6原則
  1. シンプルである
  2. 意外性がある
  3. 具体的である
  4. 信頼性がある
  5. 感情に訴える
  6. ストーリー性がある

以上の6つが、良いアイデアの原則です。

良いアイデアを妨げるものに「知の呪縛」があります。

これは、知識があるが故に、それが無い状態が想像できないことです。

要は、聴き手の気持ちが分からないのです。そのため、いくら話しても人に伝わりません。

これを打ち破るのが、上の6原則なんですね。多くの人々に届き、心を動かします。

それでは順番に解説していきます。

シンプルである

まず重要なのは、単純明快、シンプルであることです。

それは、アイデアの核となるものを見極めることです。

余分なものを剥ぎ取って、本質をむき出しにすることです。

シンプルであることは、決して楽をしていることではありませんよ。

むしろ逆です。

熟考によって研ぎ澄まされ、洗練された結果なんですね。

本質を失わずに、どこまで絞り込めるかです。

核心を突いた簡潔なアイデアは、人の心にスッと届きます。

意外性がある

相手の予想を裏切ることで、関心や好奇心を刺激します。

  • 既存のイメージを単刀直入に打破する
  • 「謎」を用いて関心を繋ぎ止める

といった方法があります。

相手の予想や推測の及ばないことをするのです。

意外性は驚きと関心を与えますよね。常識や固定観念を破るものがいいです。

そして驚きを与えたら、理解できるように解説をしっかりとしましょう。

また、ウケ狙いはあまり良くありません。

具体的である

アイデアは具体的なほど、記憶や理解がしやすいです。

具体的な言葉は、新しい概念の理解を助けます。

これは、人間の記憶の性質によるものです。具体的なものほど、記憶に引っかかりやすいんです。

具体性は分かりやすさです。協調も促します。相手も判断に困りません。

アイデアは、なるべく具体的なものにしましょう。

信頼性がある

信頼性のあるアイデアは、受け入れられやすいです。

公共性や権威があるものほど、人は信頼します。

大学、研究所、内閣府、各省庁などの、統計データや資料を示すのは良い方法です。

データや資料は、なるべくシンプルで見やすいものがいいでしょう。

専門機関、大学教授、著名人などの言葉を引用するのも効果的です。

感情に訴える

感情は人々を行動に駆り立てます。

分析的な思考だけでは、人の心は動きませんよ。

大衆ではなく、ひとりの個人に向けて、訴えているよう意識すると良いです。

そこには感情が生まれます。

またアイデアを、聴き手の大切なものと関連付けます。

自己利益やアイデンティティに訴えるものがいいでしょう。

どういうメリットがあるか、またその人らしさとどう関係するかです。

要は、相手の感情を揺さぶるのです。

ストーリー性がある

人は物語が大好きです。

ストーリーを語り出されると、つい聞き入ってしまいます。

アイデアにおいても、その効果は抜群です。優れたストーリーは相手を引きつけます。

複雑でなく単純明快なものがいいです。

アイデアの核を反映したストーリーならば、人の心を動かすでしょう。

『まだ誰かに向けて書いてるの?』

まとめ

人の記憶に焼き付くアイデアの6原則を紹介しました。

アイデアは、いつの時代も重要なものです。

人生をより豊かで、面白いものにしてくれます。

思いついたアイデアを、是非この原則を利用して伝えてみてください。