テクノロジー

デジタルイラストの制作に必要な道具はこれだ!

デジタルイラストを始めたいとき、まず何を揃えればいいでしょうか?

アニメ、ゲーム、漫画、イラスト、グラフィックデザイン、様々なクリエイティブの現場でデジタル制作は広く利用されています。

そうした産業は年々成長しているので、仕事にしたいと考える人も増えていると思います。

しかし初心者にとっては、まず何から揃えればいいか分からないこともあるでしょう。

そこで、デジタルイラストの制作に必要な道具を解説しました。

基本から選び方、重要なポイントをわかりやすく説明しています。

デジタルイラストの制作に必要な道具

それでは、デジタルイラストに必要な道具を解説していきます。

基本的に必要なものは、パソコン、ペンタブ、ペイントソフトになります。

どんな制作環境であれ、この三つの要素が必要になります。

まずは一式揃えるところから始めましょう。

デジタルイラストに必要な道具
  • パソコン
  • ペンタブレット
  • ペイントソフト

パソコン、タブレット、スマホなど、自分の手元にあって使えそうなものは、バンバン使っていくといいと思います。

スマホやタブレットの無料ソフトが、最も早くて手軽なデジタル制作環境でしょう。

より本格的に取り組みたい、クリエイティブな仕事がしたい、と思うのであれば、ペンタブや有料のペイントソフトを使うのがおすすめです。

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パソコン

パソコン、つまりコンピュータが無ければデジタル制作は始まりません。

まずパソコンのOSですが、特にこれでなければという決まりはありません。

MacでもWindowsでもどちらでも大丈夫です。GoogleのChrome OSでも構いません。

自分の使いやすいものが一番だと思います。

また、デスクトップでもノートでもどちらでも構いません。

これも自分の利用環境に合ったものを選べばいいです。メモリは最低でも4GB以上はあった方がいいです。

また作業効率が上がるので、ディスプレイは大きめがおすすめです。

今の時代は、スマホやiPadだけでもデジタルイラストは描けます。しかし、パソコンを使えば遥かに多くの作業量をこなすことができます。

データ管理など総合的な作業効率を考えても、パソコンはあった方が便利です。

ペンタブレット

デジタルイラストにおける中心的な存在がペンタブです。

ペンタブの発明と進化により、デジタルイラストは発展してきました。

現実のペンの動きを精密に読み取ることで、手描きと変わらない繊細で豊かな表現を可能にします。

ペンタブのメーカーは、ワコムが圧倒的なシェアと人気を持っています。その信頼と実績は揺るぎないものです。

また最近は品質と安さを武器に、中国企業も伸びてきました。

さらにApple pencilを利用することで、iPadもペンタブとして利用できます。そして、スマホもペンタブとして扱うことができます。

iPadやスマホは、ペンタブ機能のあるモバイルコンピュータだと言えます。

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iPadやスマホは外出用、パソコンは自宅用と使いわけるのもおすすめです。

ペイントソフト

デジタルで描くためのソフトウェアがペイントソフトです。コンピュータ上での、様々な描画を可能にします。

また、無料ではなく有料ソフトをおすすめしたいです。

なぜなら機能性が段違いで、身につくスキルも格段に多いからです。デザインや画像編集などへの応用もできます。

無料ソフトはあくまで手慣らし程度に捉えて、本格的に取り組み始めるときは、市販のペイントソフトを使いましょう。

CLIP STUDIO、Photoshop、SAI、Corel Painterなどが、おすすめの定番ソフトです。

ソフトごとの機能や特性を調べて、自分の方向性に合ったものを使いましょう。

月額制プランが増えたことで、以前よりはるかに入手しやすくなりました。

どこまでいっても手で描く力が重要!

いかにテクノロジーが発達しても、絵を描くのは人の手です。

デジタルイラストというのは、手段のひとつに過ぎません。

結局、デジタルだろうがアナログだろうが本質的なところは変わりません。

自分の手で描く力、また構成やデザインのセンス、そういったものが磨くべき重要なスキルです。

鉛筆で描く力、紙に表現する力は、基本にして絶大な威力を持っているのです。

スケッチやデッサン、構成やデザインなどの能力は、様々なクリエイティブの現場で役立ちます。

まとめ

デジタルイラストの制作に必要な道具を解説しました。

基本的に必要なものは、パソコン、ペンタブレット、ペイントソフトの三つの要素です。

まずはこれらを揃えましょう。

自身の方向性をよく考えて、それに合ったものを選ぶことが大事です。

また、デジタル制作は便利で実用性が高いですが、あくまで表現方法のひとつです。

必ずそれにこだわらないといけない訳ではありません。

自分が何をやりたいか、その情熱を大切にして取り組んでいきましょう。