プログラミングを行う際には、必ずプログラミング言語に沿って行う必要があります。
そうしないとコンピュータが理解できないからです。
人間社会でも、同じ言語を用いることで会話ができますよね。それと同じです。
コンピュータの世界における言語な訳ですね。
ここではそんなプログラミング言語の中でも、代表的なものを一覧でまとめました。
代表的なプログラミング言語
それでは代表的なプログラミング言語を見てみましょう。
何をしたいかによって、学ぶべき言語は決まっていきます。
やりたいことが決まったら、どの言語が適しているかを確認しましょう。
またHTMLは厳密にはマークアップ言語というものですが、プログラミングへの入門として適しています。
JavaScript
JavaScript(ジャバスクリプト)は基本的なプログラミング言語で、比較的やさしく初心者にもおすすめです。
ブラウザ上で動作し、Webサイト上の動きをつけるために使用されます。
PHPと同じく実際に動きを確認しながら、プログラミングしていくことができます。
JavaScriptを学習する際は、同じくWebサイト制作に使用する、HTMLやPHPと合わせて学習すると良いでしょう。
PHP
PHPは、主にWeb開発に用いられている、プログラミング言語です。
HTML に埋め込むことができ、Webサイトに様々な効果を与えることができます。
世界的にも数多く使用されている言語で、インターネット上や書籍などの情報も多いです。
Webアプリ開発向けのフレームワークが多く存在しているので、初心者でも比較的簡単に扱うことができます。
またWordPressを利用する際に、役立つ言語になります。
現在Webサイトの作成には、WordPressが用いられているケースが多いです。
PHPを使いこなすことができれば、Webサイトを自分の好きなデザインに変更することも可能です。
高品質なWebサイトを制作するためのソフトウェアが、WordPress(ワードプレス)です。オープンソースのソフトでPHPで開発されています。Webサイト制作において非常に人気があります。コンテンツ管理システム、CMS(content management system)とも呼ばれます。
Ruby
Ruby(ルビー)は日本で生まれたプログラミング言語です。
Webアプリの開発などに用いられます。国産の言語なので、日本語の情報も豊富です。
Webサービスの開発をサポートする、フレームワークという骨組みがあり、素早くWebアプリを開発していくことができます。
また「書きやすく、読みやすく」をコンセプトとして開発されています。
そのためソースコードの構造がシンプルで、初心者でも理解しやすい言語と言えます。
Swift
iPhoneやiPadなどのアプリをつくりたいのなら、Swift(スウィフト)が向いています。
Apple社が開発したプログラミング言語で、iOSおよびmacOS等で利用できます。
国内のiPhoneのシェアは非常に高く、これからも大きな需要が見込めるプログラミング言語であると言えるでしょう。
Kotlin
Androidのアプリの制作ならKotlin(コトリン)を選ぶとよいです。
RubyやPHPなどは、WebアプリやWebサイトの制作に適しています。
比較的コードが分かりやすく初心者にも扱いやすいという特徴があります。
またPHPではフレームワークが用意されており、初めてプログラミングを行う人におすすめです。
Python
AI(人工知能)やロボットなどの開発には、Python(パイソン)という言語がよく使われます。
AIへの注目が増していることもあり、近年人気が急上昇しています。
またソースコードの文法がシンプルで読み書きしやすく、初心者のプログラミング学習にも適している言語と言えます。
さらに汎用性が高く、Webサイトの制作やアプリの開発など、幅広く活用できる言語です。
Java
業務システムの開発、PCのアプリの開発など汎用性の高い言語がJavaです。
非常にニーズの高い、人気のプログラミング言語と言えます。
ただ他の言語よりも習得は難しく、ハードルは高めです。
ちなみにJavaScriptとは、まったく別の言語です。
C++
C++は「C言語の拡張」として開発されたプログラミング言語です。
より効率よくプログラミングできる様に改良したもので、C言語とは互換性があります。
「シープラスプラス」と読み、「シープラ」とか「シープラプラ」という様な呼ばれ方をよくされます。
システム開発やアプリ開発、またゲームやロボット技術の開発まで幅広く活用されています。
C#
C#はマイクロソフトが開発したプログラミング言語です。
読み方は「シーシャープ」です。
文法はJavaに似ています。そのためC#を学習すれば、Javaにも応用が利くとされます。
システム開発、アプリ開発、またゲーム開発などができます。
C言語は様々な開発ができる、汎用的なプログラミング言語です。プログラミング言語の祖とも呼ばれていて、1972年に開発されました。 またC言語はコンパイルが必要な言語です。そのため習得は難しい部類の言語とされています。
まとめ
代表的なプログラミング言語を一覧で紹介しました。
実に様々な種類があり、できることもそれぞれ違うんですね。
まず何をしたいかを決め、その目的に合った言語を選んでいくことになります。
それではご覧いただきありがとうございました。