マチエール【matière】
1 材料。素材。材質。
2 美術で、絵画の絵肌、彫刻の質感など、作品における材質的効果。また、表現されたもの固有の材質感。
デジタル大辞泉
マチエール(matière)とは、主に油彩画における美術用語で、絵の表面にできる凹凸や質感などの絵肌のことです。
つまり、現代風に言うと画面のテクスチャですね。ちなみにフランス語です。
そしてマチエールは、別に油絵だけのものではありません。どんな画材でも見られるものです。
鉛筆でも水彩でもアクリルでも、必ず画面には質感が出来ます。
それらはすべてマチエールだと言えます。
現実世界において、確かな物質的質量を持っているものです。
デジタルでは表現不可能な、アナログ芸術の大きな魅力のひとつとも言えますね。
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