描き方

グリザイユ画法とは何か?分かりやすく解説します!

グリザイユをサクッと解説します。

油絵における伝統的な技法で有り、美術の世界では広く用いられています。

現在はデジタルの描画でも、似た手法がよく使われていると思います。

グリザイユ(grisaille)とはグレートーンによる下塗り、または作品そのものを指します。

単一の色相で構成される配色で、要はモノクロで描いた絵のことですね。

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また、透明な絵の具を重ね塗りする際の、下塗りとして描かれます。

これは、グレージングという伝統的な手法です。

多くの場合、グリザイユは明暗を設計する準備段階として用いられます。

単色で描くことで、素早く正確に明暗が設定していけるのです。

ちなみに、グリザイユは「グレーで」という意味のフランス語です。