油絵をはじめてみませんか?
イーゼルにキャンバスを立てて、自由に絵を描いていくのは、とても楽しいですよ。
「油絵を描いてみたいけど、参考書はどれがいいんだろう?」
そういう声のために、油絵を描くのに役立つ本を、まるっと紹介したいと思います。
まず参考書って数が多くて、どれがいいか選ぶのから大変なんですよね。
そこで初心者でもわかりやすく、かつ実用的なものをピックアップしました。
また油絵だけでなく、描く力そのものを磨ける良書も紹介しています。
ここで紹介した本を参考に、油絵をはじめてみましょう。
意外と簡単なので気軽に挑戦してみてください。
油絵を描くのに役立つ参考書!
それでは、おすすめの参考書を紹介していきます。
油絵の入門書だけでなく、絵を描くための基本やスキルを磨けるものなど選りすぐりました。
どれも読みやすいだけでなく、内容も充実した参考書です。
・誰にでもわかりやすい
・基本を抑えながら実用性も高い
・資料が豊富で実際のイメージが掴みやすい
まずわかりやすく読みやすいことが重要です。
そしてしっかりと基本を抑えながら、専門性も高いこともポイントです。
さらに写真や図説など、資料を豊富に掲載していると理解がしやすいです。
油絵を描きはじめてみる際の、参考になればと思います。
『油絵Style & Process』
はじめて油絵に挑戦する方におすすめなのが、『油絵Style & Process』です。
油絵の基本から、描き方の違い(スタイル)、描き進め方(プロセス)が、わかりやすく解説されています。
また画材についての説明やQ&A、用語解説も収録されています。
様々なモチーフや描き方が取り上げられているので、表現の幅を広げるのにも役立つと思います。
油絵における、実際の描き方の手順がよくわかります。
まずはしっかり基本を抑えるのが重要である。
『巨匠に教わる 絵画の技法』
油絵における、様々な絵画技法を解説しているのが『巨匠に教わる 絵画の技法』です。
古典から現代に至るまでの、巨匠たちの用いていた技法を、わかりやすく説明しています。
またルネサンス、バロック、印象派など、美術史も同時に学ぶことができます。
伝統技法というのは、やはり定番であり役立つテクニックです。
様々な種類の技法を、知ることができますよ。
油彩自体は古くから利用されていました。その技法を、ルネサンス期の芸術家ヤン•ファン•エイクが発展させます。そしてヨーロッパ中に普及すると、多くの芸術家が利用し始めました。かくして以降の西洋美術における、中心的な存在となったのです。
『人体ドローイングマスターコース』
人物画は、油絵における花形であり王道と言えます。
『人体ドローイングマスターコース』は、人物デッサンのスキルを磨きたい人におすすめです。
高度な内容でいながら、とてもわかりやすく丁寧に解説がされています。
人体をデッサンする上で、本質的に大事な基礎が身につきます。
また人体をデッサンする技術は、油絵に限らず様々なアート表現において役立ちますよ。
やはりデッサンは基本であり、重要な要素ですね。
デッサンが上達すれば、描くスキルそのものが上がる。
『やさしい顔と手の描き方』
顔を描く際におすすめの参考書が『やさしい顔と手の描き方』です。
いい意味でタイトルを裏切っていて、顔の描き方を徹底解説しています。
解剖学の知見も豊富に取り入れて、詳細に顔の構造を分析しています。
書かれたのはかなり昔ですが、今読んでも十分役に立ちます。
描き方の古典的名著です。
全然やさしくなく、むしろ鬼と言えるほど詳細に、顔の構造を解説しています。
『リズムとフォース 躍動感あるドローイングの描き方』
どうすれば生き生きとした人物を描けるか?
それを解説しているのが『リズムとフォース 躍動感あるドローイングの描き方』です。
生命感や躍動感を感じさせる人物の描写方法を、わかりやすく解説しています。
人のポーズには必ずリズムとフォースがあり、それを意識し表現するための方法です。
人物をうまく描きたいという、あらゆる人におすすめです。
生き生きとしたポージングを描く秘訣を教えてくれます。
『画づくりのための光の授業』
絵を描く際に、光というのは非常に重要なポイントです。
そして光の効果を詳しく解説しているのが、『画づくりのための光の授業』です。
とても科学的かつ論理的に、様々な光の効果を説明しています。
また豊富なカラー写真を用いて、非常に詳しい内容となっています。
光を描く際の参考資料として、手元に置いておきたい本です。
初心者からベテランまで、あらゆるアーティストの役に立つでしょう。
実際の風景や、映画のワンシーンなども取り上げて、様々な光の効果を解説しています。
光の法則を理解しておくことは、絵を描くスキルに直結する。
『学校では教えてくれない風景スケッチの法則』
風景画の描き方には『学校では教えてくれない風景スケッチの法則』がおすすめです。
スタジオジブリでも背景美術を担当していた著者による、とてもわかりやすい風景画講座です。
初心者にもやさしく、それでいながら実践的なノウハウやテクニックが詰まっています。
不透明水彩による描き方ですが、その基本は他の画材でも問題なく応用できます。
日本のアニメーターの技術は、非常に参考になります。特にジブリは別格です。
まとめ
油絵を描くのに、役立つ参考書を紹介しました。
初心者でもわかりやすく、そして実用的なものがおすすめです。
ここで取り上げたものは、どれも描くスキルを磨ける参考書です。
気になるものがあれば、ぜひ気軽に挑戦してみてください。
そして何より、楽しんで取り組みましょう。