今やすっかりお馴染みの存在となったハイボール。
CMなどで目にする機会も多く、誰もが知っていると思います。
その人気はもはや国民的なものと言っていいでしょう。
しかしながら、そもそもハイボールとは何でしょう?
一体どういうお酒で、なぜ人気があるのでしょうか?
ハイボールの人気の秘密を紹介!
そこでここでは、ハイボールとは何か徹底解説したいと思います。
その基本から人気のワケまで、わかりやすく紹介します。
ハイボールの魅力を知ってみてください。
僕自身ハイボールがめちゃ大好きです。普段飲みにもよく使います。
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ハイボールとは何か?
ハイボールとは、ウイスキーのソーダ割りのことです。
厳密に言うとスピリッツ(蒸留酒)をソーダで割ったカクテルのことです。
2000年代後半からハイボールブームが起こり、一躍大人気となりました。
また2010年代からはウイスキーブームも起こり、その人気はさらに不動のものとなっています。
年齢や性別を問わず、幅広く親しまれる存在となりました。
ハイボールの特徴その人気のワケ
それではハイボールの特徴を紹介したいと思います。
それは同時に、ハイボールが人気のワケでもあります。
とても魅力的なお酒であることがわかると思いますよ。
人気のワケ① 美味しくて飲みやすい
なぜハイボールが人気かというと、まずシンプルに美味しいからです。
ウイスキーの持つ華やかな香りが、ハイボールにすることで引き立ちます。
そしてウイスキーのコクや深みを味わうことができます。
さらにソーダによって、爽やかな清涼感も加わります。
とても飲みやすくて美味しいお酒なのです。
ウイスキーの上品で華やかな香りを楽しめるのが、ハイボールだという訳ですね。
人気のワケ② どんな料理にもよく合う
ハイボールの魅力は、様々な料理に合わせやすいことです。
和洋中問わず幅広くマッチします。
揚げ物、煮物、炒め物などジャンルを問いません。
だからこそ、居酒屋でも定番メニューとして定着しました。
もはや生ビールに次ぐ存在、と言ってもいいかもしれません。
庶民的なのにおしゃれな雰囲気もあるのがいいですね。
人気のワケ③ 低糖質で健康管理にも○
ハイボールは非常に低糖質で、さらにカロリーも控えめです。
これはウイスキーが蒸留酒だからです。
なので体調管理もしやすく、普段飲みにもピッタリです。
またウイスキーは、木製の樽で長期熟成させたお酒です。
そのため体に良いポリフェノールも含まれています。
さらにウイスキーのいい香りには、心身をリラックスさせる効果もあるとされます。
ハイボールはヘルシーなお酒でもある訳ですね。
ハイボールのつくり方
それではハイボールのつくり方をサクッと解説します。
必要なのはウイスキーとソーダ、グラスと氷だけです。
とても簡単なので誰にでもつくれますよ。
ぜひ試してみてください。
ハイボールのつくり方
グラスに氷とウイスキー入れます。
グラスにソーダを注ぎます。ソーダとウイスキーの割合は、4体1ぐらいが目安です。
マドラーなどで縦に一回だけ、やさしく混ぜます。
ハイボールの完成です!
画像はサントリー公式サイトより
ハイボールの歴史
日本のハイボールの歴史は、1946年に発売されたサントリーのトリスウイスキーから始まります。
トリスを使ったハイボールが人気を博しました。
1950年代にはトリスバーが全国的に出店され、一大ブームとなりました。
高度成長期とも重なり、80年代頃までウイスキーの消費量は飛躍的に増えていきました。
まさに日本の成長と共に、ウイスキーが広まっていきました。
それが90年代に入ってからは、増税や不況の影響もあり一気に消費が落ち込んでいきます。
そして2000年代後半から、ウィスキーの販売不振へのテコ入れがされます。
それがサントリーによる角瓶ハイボールのキャンペーンでした。
これが一躍大ヒットとなります。
もともとハイボールを知っている年配世代だけでなく、若年層含めて幅広く受け入れられたのです。
居酒屋など飲食店においても、ハイボールが取り扱われることが多くなりました。
また2010年代に、日本ウイスキーの歴史を扱った連続テレビ小説『マッサン』が大ヒットしました。
これによりウイスキーブームが巻き起こります。
ジャパニーズウイスキーは、世界的にも高く評価される様になりました。
ハイボールブームとも重なり、ウイスキーの消費が一段と増えていきました。
そして大手でも原酒が不足するほどの事態となります。
また世界的にもウイスキーの人気が高まっています。
これから日本以外でも、ハイボールが広まっていくかもしれません。
先進国から新興国まで、世界的にウイスキーの消費は伸び続けています。
出典はサントリー公式サイトより
ハイボールにおすすめのウイスキー
それでは、ハイボールにおすすめのウイスキーを紹介したいと思います。
ハイボールにすることで、ウイスキーの香りや味わいを一層楽しめます。
またウイスキーごとの違いを味わうのも面白いですよ。
自分のお気に入りのウイスキーで、ハイボールを楽しんでみてください。
サントリーウイスキー 角瓶
誰もが知っているお馴染みの存在が、サントリーウイスキー 角瓶です。
薩摩切子にヒントを得た、亀甲模様のボトルデザインが特徴的です。
1937年に発売された、超ロングセラー商品でもあります。
またハイボールブームの立役者です。
厚みのあるコクと甘い香り、ドライな後口を持ちます。
当然ながらハイボールは抜群の美味しさです。
トリス
角瓶と並ぶ、サントリーの超ロングセラーがトリスです。
日本におけるハイボールの元祖でもあります。
やさしく甘い香りと、丸みのあるなめらかな味わいが特長です。
飲み飽きない旨さがあり、またお手頃な価格も魅力的です。
日常に愉しめるウイスキーで、まさにハイボールのためのお酒と言ってもいいかもしれません。
バランタイン
スコッチウイスキーの王道とも言えるのがバランタインです。
40種類以上のモルトを巧みにブレンドし、豊かで滑らかな味わいが特徴です。
バニラや蜂蜜の様な、甘く華やかな香りがあります。
まろやかでバランスが良く、とても飲みやすいスコッチです。
そしてハイボールにも相性抜群のウイスキーです。
カティーサーク
帆船のマークでお馴染みのスコッチウイスキーがカティーサークです。
マッカランはじめ、スペイサイドのモルトを中心にブレンドされています。
果実を思わせる爽やかな香りを持ちます。
軽い口当たりの爽やかで飲みやすいウイスキーです。
そしてこの爽やかさが、ハイボールにもうってつけです。
フォアローゼス
飲みやすくておすすめのバーボンがフォアローゼスです。
4つの薔薇がトレードマークとなっています。
原料や製法にこだわり、香りや個性の異なる10種の原酒をブレンドしています。
そして花や果実の甘く華やかな香り、軽い口当たりで柑橘の様な爽やかさがあります。
またハイボールにすると、上品な香りが一層引き立ちます。
まとめ
ハイボールとは何かを徹底解説しました。
それはウイスキーのソーダ割りであり、とても飲みやすくて美味しいお酒です。
もはや国民的とも言える、定番商品となりました。
美味しいだけでなくヘルシーで、また様々な料理によく合います。
普段飲みにもピッタリの、魅力的なお酒だという訳です。
それでは気軽にハイボールを楽しみましょう。