しき‐か【色価】
《(フランス)valeur》絵画の画面を構成する色相・明度・彩度の相関関係。バルール。
デジタル大辞泉
色価(しきか)は主に、美術の世界で使われる専門用語です。
絵画やイラストやアニメなど、視覚表現の分野ではよく用いられます。
フランス語ではヴァルール(valeur)、英語ではバリュー(value)です。
一体どういう意味かと言うと、画面全体の色相・彩度・明度の相関関係のことを言います。
要は、色調の総合的なバランスのことです。色味、鮮やかさ、明るさの設定ですね。
ちなみに、色相・彩度・明度は合わせて「色の三属性」と言います。
なので色価とは、色の三属性のバランスのこと、と言ってもいいかもしれません。
あとググって分かったのですが、着色料など化学の分野でも、色価という言葉を使うそうです。その場合は色の濃さを表す様です。