ChatGPTのプロンプト実例集を紹介します。
今回は、履歴書・エントリーシート編です。
ChatGPTは、履歴書やエントリーシートの作成にも活用できます。
バイトの面接でも採用試験でも、必ず提出するものですよね。
しかしながら履歴書やエントリーシートって、正直言って、めんどくさくてダルくないですか?僕は大嫌いでした。
本当に、こいつらに割く時間と労力が、煩わしくてたまりませんでした。
そんな面倒な作業を、ChatGPTは引き受けてくれるんです。
時間と労力を、大幅に軽減してくれると思います。有効に活用していきましょう。
プロンプト5つの基本
まず、プロンプトの基本を抑えておきましょう。
以下が、ChatGPTを活用するための、プロンプトの基本です。
- 具体的に言う
- 指示や命令を出す
- 丁寧な言葉を使う
- 状況を設定する
- 条件やスタイルを指定する
まず基本的に、ちゃんとした日本語の文章が書ければ問題ありません。
というか、ChatGPTの場合それがすべてです。
プロンプトとかいう響きに、何か高度な知識がいるの?とか思ってしまうかもしれません。
しかし全然そんなことはありません。
そもそもChatGPTは、大規模言語モデルという、自然言語処理を専門とした人工知能です。
つまり、自然な言葉を使うことで、最もその性能を発揮するのです。
人が読みにくい文章は、ChatGPTも理解しにくい可能性が高いと言えるでしょう。
なので、明確でわかりやすい文章を組み上げることが、ChatGPTの活用におけるプロンプトの基本です。
ChatGPTを使う上で重要なのは、文章術だと言えるかもしれませんね。
履歴書やエントリーシートの作成
それでは、履歴書やエントリーシートを作成する際の、具体的なプロンプトの実例を見ていきます。
IT業界の採用試験用に志望動機のサンプルを書いてください。また以下の条件でお願いします。
【条件】
その会社を志望する独自の理由を言う
成し遂げたい目標を言う
自分の経験が活かせることを言う
300文字以内
ここではまず「IT業界の採用試験用の志望動機」という状況を設定しました。
条件には「その会社を志望する独自の理由を言う」「成し遂げたい目標を言う」「自分の経験が活かせることを言う」「300文字以内」という指定をしました。
そしてChatGPTは、いい感じの志望動機を書いてくれました。
企業名や事業内容、志望する部署、やりたい仕事など、さらに具体的に設定することで、より良い文章をつくってくれると思います。
またChatGPTは、論理的で誠実さのある文章を書くことに長けています。
志望動機はじめ、エントリーシートの作成には、とても有効だと思います。
お礼状の作成
ChatGPTは、お礼状の作成にも利用することができます。
お礼状は、冠婚葬祭など、フォーマルな行事の際に必要となります。
しかしながら、これが結構大変なものです。一から自分で考え作成すると、かなりの労力となってきます。
そこで、ChatGPTを有効に利用しましょう。
プロンプトを入力するだけで、いい感じのお礼状をつくりあげてくれます。
お礼状のサンプルを書いてください。贈り物へのお礼とします。また以下の条件でお願いします。
【条件】
季語の挨拶を入れる
お世話になった感謝の想いを伝える
ここでは「お礼状のサンプル」という目的で、プロンプトを打ち込みました。
【贈り物へのお礼】という形にしました。
そして条件は、「季語の挨拶を入れる」「お世辞になった感謝の想いを伝える」としました。
誰に対して送るのか、どういったシチュエーションなのかなど、詳しく状況を設定すれば、さらに適した文章を書いてくれます。
またお礼状などは、すべてChatGPTに任せないで、自分の想いを加えることも重要です。
まとめ
ChatGPTのプロンプト実例集でした。
プロンプトの基本をしっかりと抑えることで、ChatGPTから良い回答を引き出すことができます。
そして履歴書やエントリーシートなど、就職活動においても、ChatGPTは有効に活用できます。
基本を抑えながら創意工夫を重ねて、自分に合った利用の仕方を見つけて見てください。