こんにちは、アーティストでブロガーでKindle作家の日下晃です。
ここでは僕の実体験に基づく、Kindle出版ノウハウをお届けしたいと思います。
まず僕の場合は、Kindle出版を始めたその月から収益化することができました。
それから開始翌月には、早くも収益が5桁になっていました。
僕のKindle出版実績
- Kindle出版を開始した直後から収益化達成
- Kindle出版を開始して翌月には収益5桁になる
- 売れ筋本はAmazonランキングで安定して上位をキープ
そして人気作品は順調に売れ続けており、Amazonランキングでも安定して上位に入れる様になりました。
今まで挑戦してきたものの中でも、最も順調に伸びていると言えます。
この記事では、Kindle出版で収益5桁を達成するまでに僕が実践したことを、洗いざらいお伝えしたいと思います。
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なぜすぐに売り上げを出せたのか?
僕の場合は、早くからKindle本が読まれていきました。
出版した月から、早くも注文が入ってきたのです。これは我ながら結構すごいことだと思います。
「Kindle出版やってみたけどまったく売れない」「1年以上やっても収益がほとんど出ない」
という様なこともザラにあります。
有名人や人気作家であれば、どんな駄作でも出版すればある程度売れるでしょう。
しかし無名の一般市民が電子書籍を出版して、すぐに売り上げを出すというのは、なかなか起こることではありません。
どこの馬の骨とも知らないやつの本を、買おうという人はまれです。
これまでの経験が活きた
僕は別に有名人でもありません。
今まで本を出したことなど無く、Kindle本を出版するのもまったくの初めてでした。
ではなぜ僕の場合、電子書籍を出してすぐ売れたのでしょうか?
ハッキリと断言はできませんが、恐らくこれまでのブログ運営による経験の積み重ねがあったことが、一つの要因ではないかと思っています。
記事の構成の仕方、文書の書き方など、ブログ運営のスキルやノウハウは、Kindle出版に活かせるものが多いのです。
なので、いきなり上手くいったというよりも、今までの経験による積み重ねが役に立った、という感じです。
僕が収益5桁になるまでにやったこと
それでは、僕が収益5桁になるまでにやったことを具体的に解説していきたいと思います。
僕の場合、出版を始めたその月から、売り上げを上げました。
なのでスタートから上手くいった方の部類だと思います。
そんな僕が実践したことが以下です。
自分が詳しい分野で書く
まず必ず自分の詳しいことで本を書きましょう。自分の好きなことでもいいです。
詳しくて好きなことがベストですね。
流行っているからという理由で、よく知りもしないジャンルを書くべきではありません。
この自分の詳しいことを書くというのは、当たり前かもしれませんが重要なことです。
僕は基本的に芸術関連が専門なのですが、株式投資とかプログラミングとかのブログ記事を書いたことがあります。
大して好きでも詳しくもないのに、人気ジャンルだからという理由だけで書いたのでした。
結果は案の定、まったく読まれませんでした。
詳しくなければ薄っぺらいことしか書けませんし、好きでなければ続きません。
なので、まず自分の詳しいことを書きましょう。
好きで書きたいジャンルがあるけど、詳しさに自信が無いという場合もあるかもしれません。
それならまず参考書を読み込んで、もっと詳しくなればいいです。図書館を利用するのがおすすめです。
読みやすい文章を意識する
これも当たり前の基本ですが、読みやすい文章を書きましょう。
この文章の書き方においては、ブログでの経験が本当に活きました。
ブログというのは有名人でもない限り、読みやすい文章で書かなければ誰も読みません。
これは本の執筆においても同じです。読みやすくわかりやすい文章を心がけましょう。
自分だけの独自性を出す
本を執筆するにあたって重要なのが独自性です。
独自性のあるものとは、それだけ希少なものであるということです。
そして人は希少なものにほど価値を感じます。
他にはないアイデアが出せれば、それが価値となります。
僕は本を執筆する際に、なるべく他の本ではやっていないアイデアを盛り込む様にしています。
競合となる代表的な書籍を見て、「こうすればもっと良くなる」と感じたポイントを、自分の本に加えていきました。
また実体験なども有効です。実体験はその人だけの独自性そのものだからです。
信頼性を高める
Kindle出版をする際に、無名の一般市民がやるべきことは何でしょうか?
それはなるべく「信頼性を高める」ことだと思います。
本を買う際に人が重視しているのは、やはり信頼性だからです。
評価は良いか、人気作品なのか、内容が充実しているか、誰が書いたものか、そうした点を気にしています。
それらが十分だと感じると、信頼性があると判断します。そして信頼性が高いものほど、人は安心して購入できます。
なので、なるべく本の信頼性を高めることが重要です。
そのためには、自分の専門性や実績や活動などをPRするのが有効です。
僕の場合は、まず著者プロフィールに自分がアーティストであること、大学で西洋史を専攻していたことなどを書きました。
これにより、芸術や歴史に対しての知見があるという専門性を読者にPRできます。
また本のまえがきの部分に、自分はブログを運営していて美術史はじめ芸術関連を扱っていることを記しました。
これは自身の実績や活動のPRとなります。
何気ないですが、こうした点をしっかり抑えていくことが重要だと思います。
という訳で、無名の一般市民がKindle出版を始める際には、まず信頼性を高める工夫を凝らしましょう。
表紙のデザインにこだわる
Kindle出版において重要なポイントに、表紙のデザインがあります。
Kindle出版では、文書だけでなく表紙も自分で用意する必要があります。
そして魅力的な表紙には、人を惹きつける力があります。逆に表紙がチープで味気ないと、読む気が起こりません。
Amazonで本を探すときに、最初に目にする情報が表紙であり、その印象やインパクトは非常に強いものです。
なので、なるべく綺麗でクオリティの高い表紙をつくることが重要です。
しかし本の表紙のデザインなど、ほとんどの人はやったことがないですよね。
業者に発注するという方法もありますが、手間と金がかかります。
そこでおすすめなのが、「Canva」というアプリです。
クオリティの高いデザインを、誰でも簡単につくり出せる神アプリです。
デザインのための機能に特化しており、また操作も直感的で非常に使いやすいです。
テンプレートが非常に豊富に揃っており、サクサクとデザインをつくっていけます。
テンプレや素材がとても充実しているので、デザインは得意じゃないという人でも扱いやすいと思います。
いつも僕はこのCanvaで表紙をつくっています。
僕の場合はもともとデザインは好きなので、この作業はいつも楽しんでやっています。そして毎回こだわって仕上げています。
タイトルにこだわる
やはりタイトルというのは、本にとって重要な要素です。
まず最初に読者の目に入るものであり、本の第一印象を決めるものです。
良いタイトルがつけられていると、読者が手に取る確率がグッと上がると思います。
これが絶対正解という法則はありませんが、知っておけば読まれる確率を上げられる基本要素はあります。
基本として、以下の2つが重要だと思います。
- 具体的でわかりやすい
- インパクトがある
読まれる本のタイトルは、必ずこの2つのいずれか、または両方を備えています。
まず具体的でわかりやすいタイトルは、読者が本の内容をイメージしやすいです。
その本によって何が得られるのかを、読者は予測することができるのです。
そしてインパクトがあるタイトルは、つい内容が気になって読みたくなり、読者が本を手にとる可能性が高くなります。
という訳で、本のタイトルのパターンは無数にありますが、この2つは必ず念頭に置いておきましょう。
まとめ
Kindle出版で収益5桁を達成するまでに僕が実践したことを解説しました。
- 自分が詳しい分野で書く
- 読みやすい文書を意識する
- 自分だけの独自性を出す
- 信頼性を高める
- 表紙のデザインにこだわる
- タイトルにこだわる
というのがポイントになります。
役に立ちそうなものがあれば、参考にしてどんどんパクってください。
やはり無名の一般市民がKindle本を売り上げていくには、創意工夫や努力を積み重ねていく他ありません。
魔法や近道など無いので、焦らず着実に積み重ねていくのが大切だと思います。