西洋美術史

楽しく学べる!ルネサンスの芸術作品を紹介!

人類史上でも最も重要な変化が起きた時代であるルネサンス。

その中でつくられた、様々な芸術作品を紹介したいと思います。

またルネサンスの特徴や歴史的背景も合わせて、わかりやすく解説していきます。

更に教科書ではわからない、ルネサンスの本質が何かまで説明してあります。

この時代の歴史や文化を学ぶことは、西洋世界を理解する上でも役立ちますよ。

僕は大学で西洋史を専攻していました。西洋の文化や歴史なら任せてください。

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ルネサンスとは何か?

14世紀頃から、イタリアを中心にルネサンスという文化運動が巻き起こりました。

中世のキリスト教的世界観から脱し、ギリシア・ローマ文化の再生を目指すものです。

まず古代ギリシア・ローマの学問を呼び戻したことで、これまで遅れていた科学の分野が発展します。

これにより文化水準が向上しました。

科学や文化水準の向上に伴い、芸術分野も飛躍的な進化を遂げることが出来たのです。

文学、音楽、絵画、彫刻、建築といったあらゆる文化で、めざましい功績が生み出されていきました。

ルネサンスは、その後の西洋文明ひいては人類史上における一大事件だったといえます。

この頃を境に西洋社会は息を吹き返し、世界における経済的・文化的中心となっていきます。

ルネサンスは文化の復興というより、科学など学問の復興という方が理解しやすいと思います。

大翻訳時代による12世紀ルネサンス

イタリアルネサンスの少し前に、大翻訳時代という重要な時期があります。イスラム世界から流入した学術書を、知識人たちが大量に翻訳したのです。当時のイスラム社会は、世界で最も高度な文化水準を持っていたからです。この時代を12世紀ルネサンスとも呼びます。

『十二世紀のルネサンス ヨーロッパの目覚め』

ルネサンスを代表する芸術作品

ルネサンスの本流はイタリアから起こりました。

産業の発展により栄えた、北イタリアの諸都市がその主な担い手です。

特にフィレンツェはその中心地でした。

これら諸都市の商人や貴族の支援を受け、様々な芸術家たちが活躍します。

ミケランジェロ、ラファエロ、ダヴィンチといった、美術史上でもそうそうたる顔ぶれが揃っていました。

イタリアで発展したルネサンスは、その後ヨーロッパ各地に影響を広めていきます。

入門書として『鑑賞のための 西洋美術史入門』はおすすめです。

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絵画

ルネサンス期には、これまでとは比較にならないほど緻密で洗練された絵画が描かれました。

これは科学をはじめとした、学問の発展が可能にさせたものです。

遠近法や解剖学といった新たな科学の知見は、非常にリアルで精巧な描写を実現させます。

主なテーマは、キリスト教ならびにギリシア神話です。

また油絵の技法も、ルネサンス期において飛躍的に進化し、その後の美術史における中心的存在となっていきます。

ルネサンス期から、写実的で精巧な絵画が西洋美術の王道となりました。

油彩技法の発展

油彩自体は古くから利用されていましたが、ルネサンス期の芸術家ヤン•ファン•エイクが、その技法を大きく発展•確立させたとされます。それがヨーロッパ中に普及すると、多くの芸術家たちが利用し始めます。そして油彩技法は、以降の西洋美術において中心的な存在となるに至りました。

彫刻

ルネサンスの全盛期には、非常に優れた彫刻作品がつくられました。

静けさと動きの理想的なバランスがその特徴です。

芸術家は貴族や聖職者といった権力者から依頼を受け、工房で作品を制作しました。

ミケランジェロのピエタやダヴィデなどが、代表的な作品になります。

ギリシア彫刻の精巧さと、キリスト教の文化が合わさりました。

『西洋美術は「彫刻」抜きには語れない 教養としての彫刻の見方』

活版印刷の発明

グーテンベルクの生み出した活版印刷により、印刷技術の飛躍的な向上がもたらされました。大量印刷が可能となり、大衆も書物を手にできる様になっていきました。知識や技術の蓄積と伝達が、より広く行えるようになったのです。

建築

ルネサンス建築は、古代ギリシャ・ローマの文化や建築様式を取り入れました。

対称性、比率、幾何学、規則性といった点が特徴的です。

半円形のアーチ、半球形のドーム、古代建築様式の柱などがよく用いられました。

教会や修道院など、キリスト教会の施設が代表的な建築物です。

フィレンツェで最初に開発されたこの様式は、ヨーロッパの他の地域にも広まっていきました。

サンピエトロ大聖堂、サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂などが有名です。

数学をはじめとした学問の復興は、建築の技術も進歩させていきました。

大航海時代

15世紀から17世紀頃にかけて、西洋の国々は世界各地へ大規模な航海を行いました。ルネサンスによる羅針盤の発明、航海術や造船技術の発達がそれを可能にしたのです。「大航海時代」の始まりでした。これをにより世界各地に植民地をつくり、覇権を広げていくことになります。

『大航海時代 Truth In Fantasy』

まとめ

ルネサンスにおける芸術作品を紹介しました。

歴史や文化と共に学ぶことで、より理解が深まると思います。

古代ギリシア・ローマの学問を呼び戻したことによる文化水準の向上、それに伴い芸術分野も飛躍的な進化を遂げることが出来たのです。

ダ・ヴィンチ、ミケランジェロ、ラファエロといった巨匠たちが現れ、様々な芸術作品や文化が生まれていきました。

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