アート教室

誰もが創造の衝動を持ったアーティストである!思いを行動に移そう!

創造性は誰もが持っている才能です。

重要なのは、それに気づくこと、それを使うことです。

人は誰もが創造性と、それを使いたいという衝動を持っています。

思いは行動に移さないといけません。誰もが自分のハートに従うべきです。

この記事では、創作に関する良書『本当の自分を見つける文章術』を参考に、その思考法を紹介します。

『まだ誰かに向けて書いてるの?』

誰もが言いたいこと、やりたいことがある!

「単なる熱狂こそがすべてなのだ」 

ウィリアム・ブレイク

人は誰でも創造の衝動を持っています。

それは、生そのものであり精神です。創造は、選ばれたものだけが行うものではありません。

誰もが大事な言いたいこと、やりたいことがあるのです。この力を生涯、生き生きと保つべきです。

そのためには、これを使うこと。表現する時間を与えることです。

思ったことを、自由に気ままに、本心のありのままを何も気にせず表現しましょう。

自己信頼の重要性!

「われわれの中には、常に若くて生き生きとした詩人がいることを知りなさい」

ミュッセ

自分の中に豊かな泉があることを知りましょう。

それは思考という尽きせぬ泉です。われわれの中には、すでにたくさんのものがあるのです。

誰もが才能と独創性を持っています。それを確信することです。

自己信頼は最も重要なことです。

上手くやろう、賢くやろう、と考える必要はありません。

いつも精力的で元気にいよう、と考える必要もありません。

むしろ、それらは不要なものです。

重要なのは自分を信頼し、自由にあるがままに、今を感じて生きることです。

思いを「行動」に移すこと!

「自分に対して絶対に嘘をついてはならない」

ドストエフスキー

行動に移さない欲望は、害悪を生みます。

何でもやりたいと思った分野に、自由気ままに挑戦しましょう。

他人の評価など、全く気にする必要はありません。

人がどう思うかは、自分にはどうしようもないからです。

情熱を奪おうとする人間に、構っている暇はありません。重要なのは自分の心の声です。

自分で変えられるのは、自分の思考や行動だけなんです。

想像力と愛が「好きなこと」「やりたいこと」を背後で支えているのです。

自分の中にあるものを表現し、行動に移さなければいけません。

また、上手くやろうと考えてはいけません。

気取らず、いらいらせず、自由に自分を開け放てばいいのです。

芸術とは何かに対する「愛」であり「情熱」である!

「すごく美しい。君に見せなくては」

ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ

人は感動を他者と分かち合いたい、という欲求を持ちます。

真実や美を発見し、それを他者と分かち合うことが喜びになります。

自分が大事だと思うことに、真剣に取り組みましょう。

そのためにも、自己の内部の情熱に目をつぶらず理解しましょう。

芸術とは何かに対する「愛」であり「情熱」なのです。

そして、それを人と分かち合うことで、この世に価値が生まれます。

「上手くやらなくては」という不安を捨てる!

早く効率よく、といった思考は想像力を枯渇させます。

想像力はゆっくりと静かに働きます

上手くやろう賢くやろう、という考えは不要です。

重要なのは、自分のハートをあるがままに表現することです。

失敗する恐怖は誰もが抱くもので、どうしようもありません。ひどい失敗作ができても、また前に進むことが大切です。

情熱こそすべてなのですから。

真の失敗とは、失敗を恐れ何もしないことです。

何かを表現するときは、注意も配慮も忘れましょう。

ただひたすらに、正直さと情熱を持って取り組めばいいのです。

創造的な「なまけ」を持つ

常に真剣に緊張していると、想像力は消えてしまいます。

情熱と同時に「なまけ」も大切です。

気持ちを楽にすること。リラックスした状態をつくること。

そうしたなまけを適度に持つことです。

遊んだり、ボーっとしたり、散歩をしたり、何でも構いません。

一旦目的を離れて、なまけましょう。

参考文献

この記事で紹介した思考法は、

ブレンダ・ウェランド著作の『本当の自分を見つける文章術』(原題:If you want to write)を参考にしています。

文章術とありますが、どちらかというと創作のための思考法です。

表現に関わるあらゆる分野で役に立つ良書です。

まとめ

人は誰もが創造の衝動と才能を持っています。

重要なのはそれを行動に移すこと、表現することです。

自己を信頼し、情熱を素直にあらわすのです。

そして、その情熱や愛を他者と分かち合うことです。

また、上手く効率よくといった考えは捨てましょう。重要なのは自身のハートです。

そして無理はせず、適度になまけることもお忘れなく。