プレゼンテーションには、うまく伝わるコツがあります。
それは、抑制・シンプル・自然体です。
そのポイントを抑えることで、格段に良いプレゼンになりますよ。
話すのが苦手でも気にする必要はありません。
しっかり準備や練習を重ねれば、誰でもしっかりしたプレゼンが出来ます。
その秘訣を分かりやすく解説していきます。
プレゼンの３つのキーコンセプト！
話すのが苦手でも気にする必要はありません。
プレゼンテーションにはコツがあります。
そのポイントを抑えることで、格段に良いプレゼンになります。
その重要なポイントは3つあります。
- 抑制
- シンプル
- 自然体
これが伝わるプレゼンの基本です。
それぞれを見ていきます。
抑制
まずは慌ただしい気持ちを落ち着かせます。
心が静かでないと、集中力は発揮出来ません。
そして、いいプレゼンに重要なのが「腹八分」の考え方です。
あれもこれも、言いたいことを全部言うのは良くありません。
広く深く伝えるのは無理です。
本当に重要なメッセージだけを選び出します。
己をグッと抑制して、必要なものだけに絞り込むのです。
たくさん言わないと伝わらない、という考えは誤りです。
むしろ逆で、メッセージを絞り、要素を減らした方がよく伝わります。
シンプル
シンプルであることはとても良いことです。
それは楽や手抜きをしたことではありません。
よく考えられ、洗練された結果です。
重要なことが簡潔にまとめられ、人によく伝わる形にされているのです。
どうすれば相手に伝わるか、理解されるか、
その意識が背後に存在します。
話の内容だけでなく、用いるデータや資料も極力シンプルにするといいです。
自然体
プレゼンはコミュニケーションです。
なので、キーワードは「自然体」です。
内容を暗記したスピーチコンテストは、無機的でつまらないものです。
それは、感情に訴えかけてこないからです。
自然体の話し方は、感情に響き聞き手も安心できます。
そして大切なのは「裸の姿勢」です。
嘘偽りのない姿勢に、人々は信頼や共感を覚えます。
なので、裸同然のオープンな姿勢で臨みましょう。
準備はしっかりと！
他のあらゆることと同じで、プレゼンでも準備は非常に重要です。
出来る限り入念に行いましょう。手抜きはいけません。
スライドに使う資料の準備も大切です。
そして、楽しんで行いましょう。
アイデアを形にする！
アイデアはどこから来るのでしょうか？
それは盗むことです。
盗むと言っても盗作のことではありません。
既存のアイデアを組み合わせて、新しい可能性を生み出すのです。
無から何かを生み出すことは出来ません。
みんな今あるものから、アイデアを生んでいます。
なのでアイデアとは、物事の新しい組み合わせ、と言えるかも知れません。
聴衆とそのニーズを考える！
聴衆のニーズが分かってこそ、プレゼンに何を盛り込めばいいか分かります。
聴衆はどんな人で、何を聞きたがっているか、具体的に考えましょう。
何を問題と考えているのでしょうか。
その解決策をプレゼンで提示出来るようにするのです。
このように、すべてのプレゼンは聴衆を考えることから始まります。
そして、その聴衆の意識や行動に変化をもたらすことが、プレゼンの目的です。
スライドのデザイン
プレゼンの際は、やはりスライドがあると効果的です。
視覚的な要素は、最も人の記憶に残りやすいからです。
では、効果的なスライドとは何でしょうか。
キーワードはやはりシンプルです。
そしてシンクロナイズ（同期）です。
スライドは文章を極力抑えて、視覚的に訴えるものにします。図やグラフも出来るだけシンプルにします。
そして不要な装飾は控えましょう。
またスライドのビジュアルと、話す内容をシンクロナイズさせるのが大切です。
しっかりと切り替えのタイミングを計りましょう。
プレゼンにおける話し方！
上にもあるように、まずは自然体であることが大切です。
そして聴衆が求めるのは「感情」と「繋がり」です。
これを満たすのが、良いプレゼンの話し方です。
自然体で話すことで、感情に訴えかけます。
そして、オープンな裸の姿勢で望むことで、繋がりを築きます。
プレゼンの実際の構成や流れのコツ！
では実際のプレゼンテーションは、どういう風にすすめていけばいいでしょうか。
その構成の仕方や流れのコツを解説します。
- 開始直後
- 前半
- 後半
- 終了
の各パートに分けて構成を組み立てます。
それぞれにおける、流れのコツを見ていきます。
開始直後
一番はじめは、やはり掴みが重要になります。
プレゼンの開始直後は、みんなの集中力が高いです。
その隙に様々な仕掛けを繰り出し、積極的に繋がりを築きにいきます。
まずは自己紹介です。自分の人となりを知ってもらいましょう。信用が生まれます。
続いて、様々なパンチを繰り出していきます。
- 興味深いストーリー
- 予想外の話題
- 目新しい物事
- ユーモアに富んだ話
などが効果的です。
聴衆の心を動かし、繋がりを築き上げます。
前半
プレゼンの前半においては、聴衆との繋がりをさらに強めていきましょう。
集中力が低下する前に、より深くて強い絆を結ぶのです。
そのためには「情熱」を見せて接近します。
また「遊び心」を見せて引きこみます。
後半
集中力が低下する中盤以降は、みんなの注意を維持する必要があります。
そこで大切なのが、メリハリと変化を起こすことです。
自ら積極的に動いて変化を生み出しましょう。
みなに行動を促したり、参加したりしてもらうのも有効です。
終了
プレゼンテーションの最後は、力強く終わらせます。
そのためにも、プレゼン全体を通した一貫性が大事です。
一貫したアイデアや主張を続け、最後も力強く訴えて終わらせます。
まとめ
人の印象と記憶に残る、プレゼンテーションの秘訣を紹介しました。
プレゼンは誰でも緊張します。うまくやろうとする必要はありません。
ポイントやコツを抑えて、準備や練習を重ねるのが重要です。
そうすれば、誰でもしっかりとしたプレゼンが出来ると思います。
