ここではコースティクスとは何かを分かりやすく解説しています。
自然現象のひとつで、美しい光のきらめきです。
現在ではCG(コンピュータグラフィック)などの分野で、取り扱われる機会が多いと思います。
僕の様に手描きのアートで表現しようとするのは、かなり少数派かもしれません(笑)
視覚表現のひとつとして、知っておくと役立つ知識だと思います。
コースティクスとは?
コースティクスまたはコースティクス・ネットワークは、曲面またはオブジェクトによって反射または屈折した光線の集まり、またはそれを別の表面に投影したときにできる独特の模様。
Wikipediaより
湾曲したガラスや波によって引き起こされる光の反射や屈折、それがコースティクスです。
つまり、水面やガラスのコップがつくり出す独特の光の筋のことです。
誰もが目にしたことのある現象だと思います。実質上、不完全なレンズの様なものです。
日本語では集光模様とも言います。
コースティクスの模様は、表面の湾曲によって決まります。
その独特のパターンはシームレスな連続性が特徴です。
ちなみに英語では「caustics」です。
どういったところにコースティクスは見られるか?
コースティクスが最もよく現れるのは、水辺やガラスの側になります。
当然ながら晴れた日でないと発生しません。
水面や水底にはコースティクスが最もよく見られます。水を入れたガラスのコップを、日光の元に置いてもよく現れます。
水面下の場合、光が届く範囲の浅い水深である必要があります。プールや浅瀬ではよく見えますが、深海では全く見られないということです。
コースティクスの模様はとてもきれいで、見つけるとつい眺めてしまいます。
まとめ
コースティクスとは何かをまとめてみました!
自然がつくり出す、神秘的な光のきらめきな訳ですね。
どういう模様のパターンがあるのか観察してみるのも面白いですよ。
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