描き方

誰でも描ける斜めから見た顔!コツは遠近法と立体構造!

斜めの角度がついた顔は、最も描かれる頻度が高いです。

描く対象としても魅力的ですね。

しかし、慣れていないと角度の付いた顔を描くのは、なかなか難しいものです。

特に初心者は苦戦する部分だと思います。

そこで、誰でも描けるようになる、実践的なコツを紹介したいと思います。

重要なのは、遠近法立体構造の把握です。

基本とポイントをしっかり抑えれば、初心者でも正確に斜めの顔が描けるようになりますよ。

メイキングと共に、順を追って詳しく解説していきます。

斜めの顔の立体構造

上の図で示したのが、大まかな斜めから見た顔の立体構造です。

ブロック処理による面構成は、描く対象の構造を把握する上で、非常に有効です。

顔以外のパーツにおいても同様です。

立体を意識することで、より正確な描写をすることができます。

顔を描く際にも遠近法が重要!

斜めから見た顔を描く際に、重要なのが遠近法です。

風景を描くときと同様に、顔を描く際にも遠近法を用います。

これにより正確な描写ができます。

遠近法は、あらゆるモチーフを描く際に重要です。

そして遠近法は、基本的なコツさえつかめば、たいして難しくありません。

ではそのコツを見ていきましょう。

手前が大きく奥が小さい!

遠近法の基本は、手前のものほど大きく奥のものほど小さくなる、ということです。

単純で当たり前のことですが、重要なことなのです。

こういった当たり前の基本を、しっかりと身に付けるのが大切です。

顔の場合は、角度がつくほど、より遠近の度合いが増します。

オーバーラップ

次に遠近法の基本として、オーバーラップがあります。

これは、遮蔽物によって奥のものが見えなくなることです。

重なり合いによって、手前にあるもので遮られると、奥にあるものは見えなくなります。

これも、当たり前じゃんと言われそうですね。

ですがこれも、立派な遠近法のひとつなのです。しっかりと意識しましょう。

斜め顔を描く際には、「」によるオーバーラップが重要です。

角度がつくほど「鼻」によるオーバーラップが顕著になります。

奥側の目や頬が遮られ、部分的に見えなくなります。

こうした急な角度のついた顔を描く際に、立体構造の把握が生きてきます。

斜めから見た顔の描き方の手順

では実際に斜めから見た顔を描いていきましょう。

円のアタリを用いることで、誰でも正確に斜め顔を描けます。

では、リアルなタッチの男性の斜め顔を描きます。

ここでは大体45度の角度で描いていきます。

 

まず円を描き中心線を十字に入れます。球体の丸みを意識し、軽く弧を描いた中心線を引きます。

十字の中心から垂直に線を下ろします。球の半径より若干長めです。

水平の中心線に向かって顔の輪郭を描きます。
大体の中点めがけて輪郭のラインを引きます。これで、頭部の大まかな構造が出来上がりました。

耳を描きます。耳は水平の中心線と接します。

中心線上に眉を、そのすぐ下に目を描きます。
遠近法を意識します。手前が大きく奥が小さくです

鼻を描きます。
鼻の上部は「く」の字にへこみます。

口を描きます。
鼻と顎の中間です。口も遠近法を意識します。

次に顔の奥側の輪郭線を整えます。
眼窩が「く」の字にへこみ、頬がやや出っ張ります。
地味ですが重要です。

斜めの顔は角度がつくほど、顔の骨格の立体構造の影響を受けます。奥側の顔の輪郭線をしっかり描くことが、重要なポイントです。

髪の生え際を描きます。

余計なラインを消して細部を描き込みます。
瞳や唇など、どのパーツにおいても、遠近法を意識します。
髪は頭のラインよりやや膨らみます。

斜めの顔が描けました!お疲れ様です。

おすすめ参考書

顔を描く際におすすめの参考書が、ルーミスの『やさしい顔と手の描き方です。

解剖学の知見も豊富に取り入れていて、とても詳細に顔の構造を分析しています。

骨格から筋肉の付き方まで解説し、徹底して正確な描写に努めています。

もちろん、斜めから見た顔に関しても豊富な解説があります。

書かれたのはかなり昔ですが、今読んでも十分役に立ちます。描き方の古典的名著です。

まとめ

斜めの顔を描く方法を解説しました。

ポイントをまとめると

  • 立体構造の把握
  • 遠近法の活用
  • オーバーラップの認識(特に鼻)
  • 顔の骨格による輪郭線、アウトラインに注意する

といった感じになります。

ここでも重要なのは基礎基本です。立体構造の把握や、遠近法の活用がそれです。

ちゃんと基本を身に付けていけば、様々な角度の顔を描けるようになります。

スケッチやデッサンもとても有効です。

では、楽しんで色々な顔を描いてみてください。