描き方

体は胴体から描け!胸郭と骨盤の8の字型がポージングを決める!

人の身体を描く際、どこから描き始めますか?

僕は必ず胴体から描きます。

手足や頭に比べれば胴体は地味ですよね。

でも実は、体を描く際には最重要と言えるパーツなんです。

ポーズを描く際は胴体が重要である。

胸郭と骨盤から成る8の字型フォルム」を捉えることがポイントです。

まず胴体の位置、それに角度と向きが決まれば、うまく狙ったポージングに描けますよ。

ここでは、その基本からコツまで詳しく解説しています。

とても実践的な技法なので、必ず役に立つと思いますよ。

胸郭と骨盤をうまく掴んで、様々なポーズを描ける様になりましょう。

人のポージングはとても魅力に溢れています。

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人の体を描くには胴体が第一!

人の体を描くには、手も足も頭も重要ですが、第一は胴体なんです。

胴体が体の中心であり基幹部分です。

胴体をまずしっかり捉えること。

それが出来るかどうかで、体の描き方はほぼ決まります。

何事においても、基礎が大事ですよね。

基礎がしっかりしていなければ、脆弱なつくりになります。

それがあると無いでは雲泥の差が出るのです。

そして人の体においては、胴体が基礎なんです。

「体幹」と言う方がよく伝わるかもしれません。

胴体をしっかり捉えられれば、手足や頭の配置は自然と付いてきます。

胴体の向きと角度が、リズムを生み出す起点になるからです。

ポージングは、まず胴体から描くとバランスが整いやすいですよ。

胴体は「胸郭と骨盤」の2つのフォルムから成る!

胴体は2つのフォルムで形成されます。

それが「胸郭と骨盤」です。

胸郭と骨盤を繋いだ、8の字型のフォルムを意識しましょう。

また、平面でなく立体でイメージすることも重要です。

胸郭の大きく丸みのある樽型のフォルムと、骨盤の台形で箱型のフォルムです。

その2つが、しなやかでよく動くウエストの筋肉で繋がっています。

この柔軟なウエストの動きにより、胴体は様々な向きや角度を取ることが出来るんですね。

胸郭と骨盤。2つのフォルムを別個に捉えることで、様々な動きを描けるようになりますよ。

ポーズを描く際には、この2つの向きと角度をよく意識しましょう。

胸郭と骨盤のフォルムは、どんなポージングでも有効です。うまくいくまで何度もアタリを描きましょう。

胸郭と骨盤の向きと角度からリズムが生み出される!

人の体には必ずリズムがあります。

このリズムをうまく捉えることが、体を描く際の重要なポイントです。

そのリズムを生み出す起点が、胴体であり体幹です。

胸郭と骨盤の向きと角度です。体の中心線のラインです。

なので、胴体をしっかり捉え設定することが、描き始める際に非常に重要なんです。

胴体がちゃんとしていないと、バランスもリズムも崩れてしまいます。

逆にそこがしっかり設定されていれば、あとは自然にポーズがついてきますよ。

胸郭と骨盤の向きと角度。まずそれをしっかり捉え設定しましょう。

それぞれどこを向いていて、どれくらい傾いているのか。

正面か背面か、横か斜めか。

胸郭と骨盤の位置をよく意識して、描いていきましょう。

その際に、立体を常に意識することも重要なポイントです。

まとめ

人物画において、胴体がいかに重要なポイントか解説しました。

胸郭と骨盤から成る8の字型が、人体のリズムの起点です。

まずはそこをしっかり捉えることです。

慣れるまでには、少し時間がかかるかもしれません。

でも、何度もアタリを描いて練習すれば、必ず身につくと思います。

僕もポーズを描く際には、うまくいくまで胴体のアタリを何度も描き直しています。

このコツはとても実践的で役立つと思いますよ。

様々なポージングが描けるようになるので、是非覚えてみてください。