描き方

油絵で果物を描こう!描き方の手順とコツを詳しく解説!

油絵で果物を描いみましょう!

果物は描きやすいモチーフで初心者にもおすすめです。

ここでは、描き方の手順を分かりやすく解説していきます。

実際に描いているメイキングの様子と共に、順を追って見ていきます。

ところどころポイントを抑えながら、実用的なコツもふんだんに紹介していますよ。

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\意外と簡単!描いてみませんか?/

明暗のバランスや配色を事前によく考える!

どんな分野でも同じですが、まず事前の準備が非常に大切です。

油絵においては、構図や明暗や配色を把握し、どう描き進めるかよく考えておくことです。

光源の位置や影の落ち方なども大切です。

スケッチや色のテストなどを試すのもいいです。

面倒かもしれませんが、その方が作業は格段にスムーズに進むので、結果的に時間がかかりません。

入門書としては『油絵Style & Process』がおすすめです。

『油絵Style & Process』

果物を描く手順を分かりやすく解説!

果物は色彩が鮮やかで魅力的なモチーフです。

形もシンプルで描きやすいので、初心者の練習には打って付けです。

実際のメイキングと共に、描く手順を詳しく解説していきます。

また僕は日光による自然なライティングが好きです。太陽光こそが最も美しい完璧な照明だからです。

ここでは直射日光によるライティングで描いています。描くモチーフはレモンにしました🍋



まず、質のいい資料を手に入れるのも大切です。ネットは非常に役立つツールです。

おつゆ描きで下絵を描く

まず、おつゆ描きで下絵を描きましょう。細部は気にせず、大体の輪郭を描けば大丈夫です。

おつゆ描きとは、油絵具をオイルでとても薄く溶いて描く方法です。水彩の様にサラサラな状態にします。

とても伸びが良く、乾きが早いので下絵に最適です。

用いるオイルは揮発性油のテレピンやペトロールです。



キャンバスにはあらかじめ地塗りをするのがおすすめです。絵の具のノリが良くなり、深さや重厚感が出ます。アクリル絵の具やジェッソなどを用います。

暗部を塗る

まずは、陰から描いていきます。

油絵は基本的に暗部から明部の順番で描きます。

今回の場合、陰の部分は固有色にブルーなど寒色の絵の具を足して描きましょう。

暖色の光で出来る陰影は寒色寄りになります。逆に寒色の光で出来る陰影は暖色寄りになります。

少し難しいかもしれませんが、非常に重要なルールです。

「太陽光の場合、日陰は寒色になる」と覚えておけばオーケーです。

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明部を塗る

次に、明るいひなた部分を描きます。

ここで、固有色にただホワイトを足しただけでは明るく見えません。

太陽光は暖色の光なので、ひなた部分はその影響を受けます。

なので、固有色にホワイトだけでなく明るい暖色の色を足します。

僕は明るい肌色のジョーンブリヤンをよく使います。

そういった訳で、ひなたは「固有色+明るい暖色+ホワイト」で塗ります。

光の具合を良く見て、暖色の絵の具とホワイトの量をうまく調整しましょう。



曇りや室内など寒色の光であれば、ホワイトを足すだけで明るく見えます。

ひなたと陰の境目の辺りに固有色を塗る

明部と暗部の境目辺りに、物体の固有色が最もよく現れます。

ひなたから陰に切り替わる寸前のところです。その辺りに固有色を塗りましょう。

反射光を描く

続いて、陰の部分に反射光を描きましょう。

反射光とは物体からの反射による光のことです。最も代表的でよく見られるのが、地面からの反射光です。

反射光はリアルな描写に欠かせない、非常に重要な要素です。

そして、反射光は陰の部分によく現れます。

また反射光は大抵の場合、暖色の色味になります。太陽光が暖色の光だからです。

反射光は固有色の色で描くと、うまくいきやすいです。

よくわかる!『画づくりのための光の授業』

影を寒色の色味で描く

続いて影を描いていきましょう。

晴れの日に出来る影は、寒色寄りになります。上でも言った通り、暖色の光の影は寒色です。

また、晴れの屋外の場合は、空の青の影響も受けています。

そういった訳で、影を塗る際は「固有色+ブルー」がいいです。

ブルーの色味はお好みでどうぞ。僕は普段ウルトラマリンをよく使っています。

ところで、影と陰の違いは分かりますか?

背景を描く

では、背景を描いていきましょう。

背景など広い面を塗る際は、大きな平筆がオススメです。

この場合、背景はひなたなので「固有色+明るい暖色+ホワイト」で塗ります。

また油絵の場合、ある程度大雑把というか、ラフに塗る方が僕は好きです。

わざとタッチを残す様に、大きな筆使いで描くといいと思います。

大胆に塗ることで、所々ムラが出来ます。それが味になる訳です。また、地塗りの色が少し透けて、それも味になります。

それらが油絵独特の存在感に繋がります。

ハイライトを描いて完成!

最後にハイライトを描き込みます。

ハイライトは乾燥後に描いてもいいです。

そうすれば、うまくキマるまで何度もやり直しが出来ます。

では、これで完成になります!お疲れ様でした!

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まとめ

油絵で果物を描く手順を紹介しました。

まず、基本やポイントを抑えることが重要です。そしてうまくいかないときは、なぜかをよく考えることです。

そして何より楽しんで取り組みましょう!